学校の怪談 第4作は「泣けます。」

劇場用映画「学校の怪談」シリーズ、もう随分まえの作品なんだねぇ・・・。
第1作と第2作は10年位前にレンタルビデオで観たけど、まだ続きがあったとは。
そこで今回はDVDで第3作と第4作を観てみた。

この学校の怪談シリーズは第1作からその派手なCGやSFX、様々なギミックなどの特撮で
学校全体がオバケ屋敷的なノリの、子供向け絶叫映画だった。
ただその中でも小学校4~5年生のほのかな初恋とか、先生と生徒、幼友達、
兄弟や姉妹、あるいはお兄ちゃんと妹などの様々な「絆」が描かれてそれなりに面白い。

特に第1作では好きになってしまった女の子がずっとずっと後になって実は「異人」だったという、
それでもキミが好きだと思える少年の恋心、僕も納得の確かに美少女。
そして少女の「私を忘れないでね!」という最後の叫び。
何だか胸の奥にすっぱいものが残るストーリーで、夏休みのジュブナイルとしては最高だ。

さてそんな印象を持ったまま今回久しぶりに鑑賞した「学校の怪談 3」だったのだが・・・・
やっぱりシリーズものは第3作が一番厳しいと言われるのも納得。
大概、第3作でコケてそれ以降の企画がポシャってしまうのね。失礼な言い方だと思うけど。
まだ観ていない人に悪いのでこれ以上のコメントは無しで。
ただ親子で夏休みの夜、お父さんお母さんの手をしっかり握ってテレビに向かう我が子の
子供らしさ、いじましさを感じる事は出来ると思う。
第1作第2作のような無理やり脅かすような強引な仕掛けは殆どないので大丈夫。
「怖い映画を観たい」オトナにはもちろん物足りないだろうけど親子で安心して観られます。

さて、僕的にはガッカリした(?)第3作ではあったが続く第4作で救われた。
観終わってから判った事だがこの第4作は第1、2作と同じ監督で第3作だけが別だったのね。
しかもこの第4作のシナリオを読んで監督は「初めて自分からやらせてくれと言った」のだとか。
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夏休みの子供たちを生き生きと描いていて今までの「学校の怪談」シリーズとは別物。
周りを固めるオトナの俳優陣も今までのように絶叫したり転げまわるシーンはまったく無く
しっかりとドラマを演じている。まるで「男はつらいよ」を見ているような情緒的なシーン、
ノスタルジーとヒトの優しさと、子供たちの短い夏休みに起こった不思議な事件。
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人が死んで幽霊になる事は決して「怖い事」ではないという観点から描かれていて
それは夫を亡くした叔母であったり、友達を亡くした老人だったり、幽霊を見た子供だったり
みんな、大事なヒトが死んで哀しいとか辛いとかの悲痛なイメージを抱かせない、
彼らが共通して言うのは一緒に遊べなくなって、会えなくなって「つまらない」と。
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物語は単純な子供の遊びを通して昔と今をつなぐ1本の線で結ばれていく。
僕が感動したのは助演男優の 笑福亭松之助師匠演じる「文房具屋のおじいちゃん」、
そのおじいちゃんと主演の少女とのやりとりが何とも言えず自然で清々しい。
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この映画は妖怪もモンスターも一切登場せず、大きな音や強い閃光でのショックも与えず
逆に、「やっと会えたね」とさえ言いたくなるような可愛い「幽霊」たちとの心温まる物語。
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そういう意味ではこのブログでも先日紹介した「異人たちとの夏」に似たものがある。
決して人を怖がらせるばかりが「怪談」ではないのだという事を教えてくれた気がする。
「おじいちゃん」の暖かな笑顔、不覚にも僕はこのシーンで涙を流してしまった。
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1999年7月公開作品。もう10年も前の映画だったんだねぇ・・・。
もしレンタルする機会があれば観てみて損は無いと思います。
夕飯の後、親子で一緒に並んで観るのも良いでしょう。
ちょっと哀しくてちょっと温かい、優しい幽霊たちの物語。

この撮影に参加した子供たちにとっても素晴らしい夏休みの思い出になった事でしょう。
今はみんなオトナになったとしても、いつまでも忘れない臨海学校のような撮影風景。
僕にはそんな光景が目に浮かびます。


今日の「びーち」
昼間から店内で「へやんぽ」、今日はいつになく足元に絡み付いて追い掛けて来る。
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僕が行ったり来たりしてもずっとチョコマカと追い掛けて来る。
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ちょっとでも立ち止まると足の間をクルクルと8の字走行。
くすぐったいからまた歩く、歩くとまた追い掛けて来る。
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面白いから何度も何度も往復してみる、知らないうちにいい運動になってる。
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でもココから先へは行けないんだよな。お前はツルツルの床では歩けないから。
だから僕もここでUターン、お前について来て欲しいからね。
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いい加減飽きてしまった僕が椅子に座ってくつろいでいたら・・・

勝手にひとりで遊び始めたよ。

楽しいのかな。僕を呼んでるのかな。それとも見えない誰かと遊んでいるのかな。
もしそうなら僕が昔飼っていた、雑種ワンコの「ダン」だといいのにな。
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優しいワンコだったから、たまには幽霊になって遊びに来てくれてるかもしれない。
優しいワンコだったから、「びーち」と遊んでやっておくれ。

お前は本当に優しいワンコだったから、うさぎの「びーち」ともきっと仲良くなれる。
決して吠えたり噛み付いたりしない番犬としては役立たずの、でも最高に優しいワンコ。

幽霊でもいいからたまにはおいで。
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by beach_bunny | 2009-07-08 22:16 | 日記  

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