カテゴリ:初代「びーち」( 1 )

 

「初代」びーちのこと

今ウチにいる「びーち」は本当は2代目です。
初代の「びーち」はウチに来る前にペットショップでなくなりました。

まだ寒い1月の中旬、小さなガラスケースの中でエサをほおばるそいつに
初めて出会ってからお別れするまで、わずかに1週間足らず。
口の中に潰瘍のようなものができて弱って死んでしまいました。

「うさぎのページ」のウーロンみたいな色がいいなと思い
ショップの方に写真を見せて似た感じの仔うさぎをやっとみつけてもらって
毎日毎日、仕事の合間に車を飛ばして会いに行きました。
その度に写真を撮って家に帰っても何度も何度も写真を見ていました。
ある一定レベルまで体重が増えたらウチに連れて帰れる、
そう聞かされて楽しみに、毎日の体重やエサの食べ具合を確認してました。
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数日してからちょっとエサを食べていない、元気が無い事に気が付き
店員さんにお願いして注意してみてもらうようにたのみましたが
徐々に体重が減少し、最後に会いに行った時にはもうあきらかに危篤状態でした。
うさぎは捕食動物のため人目があるとかえってギリギリまで虚勢を張って
元気に振舞おうとしますが、それでも隠しようが無いほど「びーち」は弱っていました。

翌日お店に行くとガラスケースに「びーち」の姿が無くて
いつも一緒に仲良くしていたオレンジの♀が寂しそうに1羽だけエサを食べています。
いつもの店員さんを呼んだら僕の顔を見るなり目に涙をためておられました。

「びーち」死んじゃった・・?」と僕が聞くと
「今朝別のスタッフが来た時にはもう死んでいた」とのこと。
昨日僕に向かっていつもより元気にアピールして見えたのがいじらしい。

もう少し体が大きくなってからと言われて一度も抱っこ出来なかった「びーち」
僕は「まだびーちはここにいますか?」と聞きました。
店員さんは売り場の引き出しの下から新聞紙で出来た小さな封筒を出してきました。
それを開けてもらったら中に昨日までと全く違う、ペッタンコのうさぎの死骸。
うさぎってフワフワに見えても毛がペッタンコになるとこんなに薄っぺらなのかと
目から涙がとまらなくなってしまいました。
「触っていいかな?一度も抱っこできなかったから」僕が言うと
店員さんはうなずいて封筒を渡してくれました。
小さくて軽くてペッタンコになった「びーち」の頭をなでてみました。
夕方のペットショップの賑わいの中で僕は一人でウサギの死骸を持って泣いていました。

大の大人がまだ自分のものにもなっていなかった手付金1000円しか払っていない
白とグレーの小さなウサギの死に本気で泣きました。
(だからもう動物を飼うのはいややねん)そう思いました。

うさぎの買い方の本を飼って、ケージやわらの座布団などを買い揃えて
いつ来るか、いつ来るかと毎日楽しみにしていましたがとうとうその日は来ませんでした。

あまりにもその死がショックだったので
やっぱりウサギを飼うのはやめようかとも思いましたが

今こうして毎日「二代目」びーちと「うさんぽ」したり世話をしたりの毎日で
やっぱりコレでよかったかな・・・と思います。
でももし今の「びーち」が死んだらその時はもう二度とうさぎは飼わないんじゃないかと。

その日がいつ来るか判らないけどその日まで
出来るだけ「いい思い」をしてもらって「このウチに来て良かった」と思われるように。

それと・・・
小さな命が、ほんの短い間に一生懸命生きていたことを教えてくれた
「初代」びーち。

ありがと。本当にありがと。
キミが死ぬ前日に、僕のカメラに向かってにっこり笑って見えた。
最後の写真。
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あかん、また泣けてきた。
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by beach_bunny | 2007-06-19 17:42 | 初代「びーち」