「びーち」ごめんね。

15日(火)朝。
仕事に行くときにいつものおねだり。行ってきますのオヤツ。
くれくれー!早くくれー!っていつもの光景。
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黒豆さんがまたゴマ粒さんになって、牧草やペレットが減らなくなってた。
気にしながらもこの朝のおねだりを見てちょっと安心して出かけた。

この日は作業所の人手も少なくておまけに僕は午後から納品の運転手。
後部座席には何人ものキラキラさん立ちを乗せている。平常心。平常心。
信号待ちで携帯画面をチェックしたら・・・驚いて心臓が止まりそうになった。
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落ち着け落ち着け。平常心平常心。キラキラさんたちに笑顔でおしゃべり。
静止画のリロードボタンを何度も何度も押して動きのある「びーち」を見ようとしたが
まったく動かない「びーち」の画像。
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落ち着け落ち着け。安全運転で、平常心平常心。キラキラさん達が笑ってる。
楽しくおしゃべり、みんなで声を合わせて歌って笑って楽しく。平常心平常心。

次の信号でもう一度画像をチェック。
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何だよお前、ただ寝てただけなのかよ。
こんな時にいつもと違う寝相で寝てるうじゃないよこのバカ野郎。

夜の7時半過ぎにガイドの仕事を終えて帰宅。
「びーち」、やっぱりほとんど食べてない。水も減ってない。
それなのに僕の顔を見上げて立ち上がって、「お帰り!何かオヤツ!」の催促。
ダメだ、もうオヤツなんか食べてる場合じゃないよ「びーち」
とにかく水分補給、水だと吐き出してしまうから100%りんごジュースを買ってきたよ。
するとビックリするくらいゴクゴク、もの凄い勢いで飲みだした。
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ゴクゴク、ゴクゴク、ジュースでも何でもいいや、とにかく水分を補給できるなら。
美味しそうに飲んでる、ゴクゴク、ゴクゴク。
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美味しそうなりんごも買ってきたよ。食べやすいように小さく角切りにしてあるよ。
シャリシャリ、シャリシャリ、これも美味しそうに食べるよ。よしよし、いいぞ「びーち」。
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その後も水溶きペレットをシリンジ給餌したり夜中にお腹のマッサージをしたり
りんごジュースが濃すぎないかとちょっと水で薄めて飲ませたり。
朝まで何度か様子を見てた。

16日(水)朝。どうしても行かなければならない早朝の仕事があるよ。
小さな小学生のキラキラ君。僕が来るのを楽しみにして待っててくれる。
マンツーマンの仕事だから急に替れない、ましてや早朝。
行ってきます・・・この日の朝も「びーち」は立ち上がっておねだりポーズ。
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キラキラ君との時間を終えて僕はその後に出勤しなければならない作業所へ電話した。
管理者の方が出たので僕は正直に説明した。
「飼っているうさぎの具合がどうしても気になって、病院に連れて行きたいので
休ませてください」
「笑われるかもしれませんが僕にとってはたった一人の家族なのでお願いします」

すると返ってきた返事は「私も猫を飼っているので分かります。どうぞ行って下さい」

台風接近中の不安定な天候、朝の送迎バスから一斉に降りてくるキラキラさん達
調子が悪くて暴れたり大声を出して人を突き飛ばしたり、そんな光景が目に浮かんで
僕は「送迎が全て終わる10時過ぎまでは出勤します、それから早退します」と申し出たが
管理者の方は「いえ大丈夫です、気になるでしょうから早く病院へ行ってください」と。
実は作業所を休んでも夕方からまた夜までのガイドが待っている。それは急に休めない。
だとしたら午前中の診療時間に間に合わなければ・・・・。
部屋に戻って「びーち」のトイレをチェックしたら最近見たこともないようなタール状の糞。
匂いは盲腸糞に近い。ネトッとして重みがある。匂いがきつい。
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ペットキャリーを出して、ペットシーツや敷き藁や飲み物を出していたら
「びーち」が床に落ちた牧草を食べだした。
あれ?食べるのか?と思いいつも大好きなパスチャーチモシーをひとつかみ置いてみた
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モリモリ、モリモリ。「僕ちゃんと食べてるから大丈夫、病院は行かないよ」って。
ペットキャリーを出した時点で前回の病院通いがバレてるのかもしれない。
慌てて元気をアピールしてるのかもしれない。

先日納車したばかりのステップワゴン(RF3)でお前と初めてのドライブなのに
それがまさかこんな病院行きになってしまうとは。
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たのむよ「びーち」、また元気になってこのクルマで千葉まで帰ろうよ。
うちのオヤジが待ってるよ「おい、うさぎ元気か?」っていつも電話で聞いてくる。
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こんな時は乗り慣れたオンボロ・ステップワゴンの方が良かったね。
今度のはレーシングカーみたいな扁平ワイドタイヤで乗り心地がゴツゴツだ。
ごめんね。「びーち」ごめん。
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診察は携帯から予約できるので到着してすぐに診てもらえた。
レントゲンを撮って触診をしてもらって、胃の中が何か解らないものでいっぱいで
随分カチカチになってる。これは毛の塊ではこんなにならないだろうと。
今まで食べたものが何かの理由で水分を失ってカチカチに固まっているとの事。
にわかには信じがたい話だがとにかくシリンジ給餌や強制補水をしていて良かった。
脱水症状に近い状態だったというからもし何もしていなかったら・・・。

これから数日、点滴による投薬と補水が必要になるから毎日通院するようにと言われ
僕は迷わず「入院させてください」と申し出た。
毎日毎日こんな道のりをクルマで往復しながら「びーち」が快適なはずがない。
移動自体がストレスにもなるし僕も仕事を休めない。毎日通うくらいなら答えはひとつ。

先生にお願いしてもう一度「びーち」を連れてきてもらって抱っこした。
僕の肩の上に「びーち」の頭をのせて縦抱っこで。何度も何度も頭や背中をなでて
(「びーち」ごめんね、今日は一緒に帰れなくなったよ。ごめんね)って。
入院手続きを済ませて今日の診察、検査、そして入院の前受金を含めて2万円以上。
財布の中にはそんなに用意してなかったのでカードで支払った。

帰りの車は空っぽのキャリーが寂しい。「びーち」も今頃寂しいね。心細いね。苦しいね。
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僕はその日も夕方からのガイドの仕事に出かけた。
楽しみに待っててくれるキラキラ君、笑顔でおしゃべり、歌を歌っておやつを食べて。
電車に乗ってバスに乗ってお風呂に入ってご機嫌。ニコニコ笑顔で帰宅するまで
僕は必死に「びーち」の事を忘れようとキラキラ君に集中した。
そうしないと心が折れて泣き出しそうだった。

病院の面会時間までにどうしても間に合わない仕事の連続。
水曜日の夜も木曜日の夜も金曜日の夜も、ガイド終了時点で絶対に間に合わない時間。
お昼と夕方に病院に電話して「びーち」の容態を教えてもらうだけ。
相変わらず食が細くてうんちがイビツで小さくて点滴に頼ってる。
3日目になっても状態はほとんど改善していない、あまり良くない状態だという。


部屋の中で、「びーち」の為に自然と静かに歩く癖。
ドアの開け閉めや食器を洗う時やクシャミをする時、TVを見て笑う時。
何をするにもケージの中の「びーち」の目のまん丸や耳の立ち方に気を使ってた。
部屋に「び^ーち」が居ないのにまだそんな事をやってる自分に気が付いて・・・。
リビングとキッチンを往復するたびにケージを見てしまう癖。
出かける時も、外出から帰った時も、自然にケージを覗き込んでしまう癖。
こうしてパソコンに向かっていても数分おきにチラチラとケージを見てしまう癖。

いつ見ても何度見ても、空っぽのケージが悲しい。
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明日(土曜日)は元々お休みを取ってある。
会いに行くからね。「びーち」、待ってて。

頭を撫でて、背中をさすって、ウットリするお前の顔を見せて。
一日でも早く、また僕の部屋に帰ってきて。
もう一度、元気になって。

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by beach_bunny | 2013-10-18 21:41 | HOW TO 「びーち」  

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