自転車の夢。

今日は朝から近所の市民プールでお仕事。
お昼からは隣町の市民プールでまた別のお仕事。
一人目のキラキラ君はちっちゃい、ちっちゃい男の子で元気いっぱい。
いつもはヒザ上くらいの浅い赤ちゃんプールでチャプチャプ遊んでいる。
他のヘルパーさんも、たとえ家族でも、この深い方のプールには入らないらしい。
でも僕がこうして抱っこするとキャーキャー笑って遊んでくれる。
もう帰ろう、と言うと「もっともっと!」と言ってダダをこねる。嬉しい。
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二人目は仮面ライダーが大好きな、ちょっと人見知りが強い男の子。
僕が迎えに行くと玄関から勢い良く飛び出してきて「イエー!」とお出迎え。
最初の頃は一言もお話できなかった事を思うと、今のテンションが嘘のよう。
バイクが大好きで、僕が帰るときには見えなくなるまで見送ってくれる。嬉しい。

昨日からの微熱と頭痛はどうにもスッキリせず。何だか喉も痛いような。
今日みたいにちょっと涼しい天気の屋外プールをハシゴしてると体調も悪化しそう。
でもかぜ薬とか痛み止めとか飲んで今日もごまかして終了。ロキソニン必須。
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ただいま「びーち」、お前は元気で何より。
こうして飛び回るお前を見ているとニヤニヤ笑ってしまうよ。
夜中でも時々声を出して「ハハッ!」て笑ってしまう。
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もっともっと広い部屋があればねぇ・・・。お前はどれだけ高く遠くへ跳ぶのだろう。
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走れ走れ!うさぎらしく。
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もっともっと!「びーち」らしく。
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飛べ跳べ!「びーち」!
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お尻も「プリッ!」白い尻尾が「プンッ!」
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今朝、あるキラキラ君の夢を見て目が覚めた。
車イスの彼は、いつどこにいても僕を見つけると遠くから大声で名前を呼んでくれる。
他のガイドさんとお出掛けしてるのに僕の腕を掴んで
「今度いっしょに行こうな!」「次は一緒に遊ぼうな!」って熱烈ラブコールをくれる。
プールに行っても全身が不自由な彼は浮き輪が離せなくて、
もう高校生の大きなお兄ちゃんなのに浮き輪でキャーキャーはしゃいで注目の的。
でもそんな事お構い無しに僕と一緒にプール内を所狭しと縦横無尽に泳ぎまくる。
僕は彼の浮き輪を押しながら時々周りを潜ったり泳いだりして楽しませる。
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そんな彼の夢を見て・・・目が覚めた僕は最初笑顔のまま顔が固まっている事に気が付いた。
とても楽しい、まさに夢のような内容だったから。

「○○さーん!」いつものように遠くから僕を見つけて名前を呼んでいる彼の声。
振り向くとそこにはいつもの車イスではなく、自分の足で自転車に乗る彼の姿。
僕が「どうしたん!自転車乗れるんか?」と聞くと
「僕がんばって練習してん!やっと乗れるようになってん!」と満面の笑みで答えた。
「ほんなら今度一緒に関西サイクルスポーツセンター行けるな!」と僕。
「うふふ!絶対連れて行ってな!絶対やで!」そう言いながら僕の周りを自転車で
何度も何度も輪を描いて走り回っていた。
それを見ながら僕は自分の事のように嬉しくて「わははは!」と笑いながら・・・・
その自分の笑い声で目が覚めた。どうやら僕は本当に声を出して笑っていたようだ。

まだ薄暗い部屋の布団の上で笑い顔が段々冷めていくのを感じた。
夢だ。そう確信するのに少し時間が必要だった。
そのしばらく後で、今度は僕は声を出して泣いた。
夜明け前の静かな部屋で、隣近所に聞えないように押し殺して泣いた。

きっと彼のお母さんはもう何度も、何十回いや、何百回とこんな夢を見たのだろう。
僕がガイドの仕事をしていて彼の車イスを押しながらいつも思っていたこと。
「この子が自分の足で歩けたら・・・あんな事もしてあげたい、あんな所にも行きたい」
そんな想いがいつの間にか心の底で勝手な妄想を描いてしまったのか、夢に見るなんて。

毎日いろんなキラキラ君たちと、そしてそのお母さん達と接していると
時々その笑顔や明るい話し振りの向こう側にある苦労や辛さが垣間見える時がある。
僕みたいなちょっとかじった程度の新米ヘルパーが何を判ったフリして・・・と思うけど。
今まで知り合ったキラキラ君達が全員、ある日突然何事も無かったように
みんなと同じになって普通にお話したり、お仕事したり・・・そんな奇跡が起こらないかと。
もしそんな時が来ても相変わらず仲良く遊んでもらえるように。
僕はいつも精一杯楽しく、そして優しく、彼らに好かれるヘルパーでいようと思う。
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たとえこの世でキラキラなまま終わってしまう人生だとしても
天国に行った時に全ての病気や障がいから開放されてニンゲンはまた再生するのなら
いつかそこでバッタリ会った時に「あの時は楽しかったよ、ありがとう」と言われたい。

「お前には色々文句言いたい事があんねん」なんて、皆に呼び出されたくないからね。
(;´д`)ノ


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by beach_bunny | 2011-08-25 23:36 | ちょっとスピリチュアル  

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